自転車で、秋の護国寺を探索してみてはいかが?
今日は文京区に関する書籍を一冊紹介します。
文京区を自転車で走りながら、ときどき寄り道をして史跡・庭園・坂めぐりなどを楽しむという趣旨の書籍で、護国寺周辺も広く掲載されています。
コースは大きく三つに分かれており、最後のコース3が護国寺を通るコース。いちおう、全てのコースを書いておきます。
- 本郷1~7丁目、弥生・湯島
- 根津・向丘・千駄木・本駒込
-
- その1.水道・関口・目白台・大塚・音羽・後楽
- その2.春日・小日向・小石川・白山・千石・西片
コース3のみ、さらに2つに分かれていて、その1が護国寺周辺を通ります。
見ただけで、景色が浮かぶような地名が並んでいますね。
それでは、簡単にコースを紹介します。
地蔵通り商店街から、新江戸川橋公園へ
まず、飯田橋からスタートして目白通りに沿って進みます。
江戸川橋で子育地蔵尊に寄り道します。
江戸川公園を通過。ここは自転車を押して歩きます。
江戸川公園に面する冠木門から椿山荘に入って、散策します。
自転車を置いて胸突坂を上ります。脇には関口芭蕉庵が見えます。
新江戸川公園を抜けて豊坂を上り、新目白通りに到着します。
日本女子大から不忍通りを下って護国寺周辺まで来ますが引き返します。
不忍通りには、護国寺で唯一の自転車ショップ「加藤モータース」さんがあります。
音羽通りを護国寺へ
不忍通りから目白通りに戻り、関口フランスパンを通って音羽通りに合流します。
音羽通りをまっすぐ進み、護国寺前に到着します。
境内にある「からすの赤ちゃん」の歌曲碑の解説が掲載されています。
護国寺から不忍通りを上って、春日通から茗荷谷まで進み教育の森公園に立ち寄ります。
再び護国寺周辺に戻り音羽通りを江戸川橋方面に進みます。
護国寺の二大老舗和菓子
1887年創業の「甲月堂」。護国寺境内の重要文化財「月光殿」から名前を貰った「月光殿最中」が有名です。
1961年創業の「群林堂」。東京でもトップ3に入る豆大福が人気です。
経営者が築地で魚の卸業をしている「ビッグ寿司」。新鮮なネタが安価で食べれます。
小日向台地へあがる「鼠坂」。森鴎外の作品「鼠坂」にも登場します。
「鳩山会館」。戦後政治の舞台になりました。1996年から一般公開されています。
音羽通りを水道2丁目方面に曲がり、後楽園方面へ向かいます。
ここから後楽園方面へと進み、ラクーアまでが紹介されています。自転車による探索はここで終わります。
魅力あふれる護国寺の町
根津や湯島に圧され、護国寺はあまりメディアに取り上げられるようなことはないように感じます。
そのため、「自転車で散歩 文京区界隈」のように、護国寺周辺を紹介した書籍はとても貴重。
地元周辺の情報が書籍で読めるのって楽しいですものね。
護国寺周辺には、ここで紹介された以外にもたくさんの魅力ある場所があります。
護国寺に来たことのない方も、護国寺に住んでいらっしゃる方も、多くの方にお勧めできる書籍です。 願わくば、第二弾の発行を期待します。
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