雲海のホテル椿山荘東京！GoToトラベルキャンペーンで泊まりました

文京区が誇る、世界的宿泊施設といえば「ホテル椿山荘」です。今回は、GoToトラベルを利用して、ホテル椿山荘東京に泊まってきました。

ホテル椿山荘東京とは？

ホテル椿山荘東京（ホテルちんざんそうとうきょう、Hotel Chinzanso Tokyo）は、東京都文京区関口にあるホテルです。客室は標準タイプで45平方メートルと大きく、都内最大級の広さとなっている51のスイートルームを含めて全267室である。ホテルには9つのレストラン、ラウンジバーをはじめ、国際会議対応のアンフィシアターが併設されている。
ウィキペディアより

つまり、日本でも有数のホテルで、それが徒歩10分ほどの場所にある以上、地元住民としては、宿泊せずにいられないホテルなのです。

ホテル椿山荘東京に泊まってきました！

椿山荘の最寄り駅は、東京メトロ「江戸川橋」駅から歩いて10分です。幸い、自宅からでも歩いて10分です。なので、自宅から徒歩で椿山荘に行きました。

チェックイン

GoToトラベルキャンペーンで「ホテル椿山荘東京」に泊まってきました！ — ↑ホテル棟エントランス

椿山荘のホテルエントランスって、正面玄関口とは別にあるんですね。庭園散策やレストランを利用する感じで正面から入ったら、おもいっきりホテル棟のエントランスに案内されました。

GoToトラベルの影響か、結婚式や成人の式の写真撮影の影響か、エントランスは混雑してました。約20分ほど待って、チェックイン完了です。

プライムスーペリアルーム

今回、予約した部屋は「プライムスーペリア」のガーデンビューです。

プライムスーペリアは数ある椿山荘の部屋の中で、もっともリーズナブルな部屋です。

そしてガーデンビューは窓から庭が見える部屋です。反対側はシティービューで東京の町並みが見えます。ガーデンビューのほうが人気で、少しだけ値段が高いです。

部屋からの景色（日中）

客室は5階から14階までありまして、そのうちの12階でした。

かなり高層フロアで庭園を一望できます。遠くに池袋のビル群も見えます。角度的に新宿や富士山方面は見えませんでいたが、場所によっては見えるでしょう。

フロアによって、デラックスルームやスイーツが別れているわけではなく、フロアごと真ん中あたりがハイエンドの部屋で、両端がリーズナブルな部屋のようです。

部屋の設備

「プライムスーペリア」はリーズナブルとはいえ豪華です。部屋の広さは45平方メートルで、十分な広さです。

コーヒーメーカーやミネラルウォーターは当然ながら無料のサービスで、アイロンやズボンプレッサーも常備されています。

大画面テレビはもちろんですが、お風呂場にはポータブルテレビがあります。

トイレは、バスルームを経由して入ります。

おもしろいのが浴槽とシャワールームが分かれていることです。派手にシャワーを浴びても、バスルームが水浸しになることはありません。

アメニティサービス

アメニティはロクシタン（L’OCCITANE）です。ロクシタンのシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、石鹸が人数分付いています。

アンテリージェ（INTELLIGE）の洗顔料、クレンジング、化粧水、乳液も付いています。

もちろん、歯ブラシ、ひげ剃り、シェービングフォーム、クシなども付いています。

珍しいのは、いわゆる女優ミラーですね。鏡面が球体になっていて広く写ります。ドライヤーはパナソニックのナノイー（nanoe）です。

ルームサービス

驚いたのはルームサービスです。

通常、18時30分から19時でサービスされるようですが、私は部屋に入ると同時に持ってきてもらいました。

届けてもらってびっくり、ショートケーキ1ピースとスパークリングワインが1ボトル届きました。

ショートケーキは4号サイズで2人分としては十分です、おそらく2,500円くらいはするでしょう。ワインは「Blanc de Blancs（ブラン・ド・ブラン）」の750mlで、だいたい1,500円ほどで売られているものです。つまり、ルームサービスだけで4,000円くらいかかっています。

それをスタッフが丁寧にセッティングしてくれるんですからお得です。

部屋からの景色（夕方）

そうこうしているうちに、少し暗くなりました。庭園がライトアップされます。

ディナー（夕食）

このあたりで食事にしましょう。食事はホテル内のレストランで取ります。

料亭錦水（会席料理）
イル・テアトロ（イタリア料理）
木春堂（石焼料理）
みゆき（日本料理）
無茶庵（そば処）
ザ・ビストロ（カジュアルダイニング）
ル・ジャルダン（ロビーラウンジ）
フォレスタ（カフェ）

レストランのリンクはこちら
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/restaurant/

私は、ル・ジャルダンで食事を取りました。

本当はザ・ビストロでコースを注文するつもりでしたが、予約をしていなかったのでは入れませんでした。夕方17時ごろで予約がいっぱいでした。

もし、お目当てのレストランがあるなら早めに予約しておいたほうが確実です。

オーダーしたのは、ローストビーフのサンドウィッチと、サンドウィッチアソート、それにアイスコーヒーとノンカフェインコーヒーです。雰囲気の良いテーブルで、とんでもなく美味しいディナーを取りました。

食事代は、消費税とサービス料が入って9,208円でした。

ホテル内の設備

食事の後は、ホテル内を歩いてみます。

広々とした廊下に数多くの調度品が集められています。どこで撮影しても絵になります。ソファがあちらこちらに置いてあるので、適度に休みながら歩けます。

部屋からの景色（夜景）

部屋に戻るとすでに日が暮れていました。ライトがキレイに行き渡り、厳かな景色となっていました。

ライトアップは23時までで、その時間くらいまでは庭園散歩もできます。

部屋からの景色（早朝）

朝の景色もキレイです。昼に比べて太陽の光が穏やかに見えます。

モーニング（朝食）

朝食は、洋朝食「イル・テアトロ」と和朝食「みゆき」から選びます。

私は、和朝食を選びました。昨晩、サンドウィッチを食べたからです。

魚を中心に、小鉢やお浸しなどが付きます。値段は3,100円で、消費税などが入って約3,500円ですが、朝食付きの宿泊プランでしたので、無料です。お得すぎます。

東京雲海

さて、期間限定イベントではありますが、椿山荘の庭園では「雲海」が見れます。

東京雲海とは？
雲海は、大気層、気温や風、時間など様々な条件が整ったタイミングでのみ現れる奇跡の風景。伝統と現代の技術を融合させ、東京でこの奇跡の絶景「東京雲海」をお届けしてまいります。#東京雲海　#雲海　#霧の庭園
椿山荘ウェブサイトから

山の中ならいざしらず、東京23区のような場所では雲海はまず見られません。それを約15～30分ごとに、楽しめます。これがもう本当にすごい。

自然の雲海を見たことはありませんが、これほどまで壮大なものではないでしょう。これを見るためだけに泊まってもお釣りが来るはずです。

雲海の楽しみ方は、大きく分けて2つあります。それは、上から見るか横から見るかです。

上（部屋）から見る

ホテルの部屋からは、雲海全体を上から見下ろすことができます。

少しずつ庭園が雲海に囲まれていく様子は格別です。通常は約3分ほど、早朝と夜は大雲海と称して約10分ほど楽しめます。

横（庭園）から見る

庭園で雲海を見ることもできます。

雲海は幽水池（ゆうすいち）と呼ばれる、庭園中央の池付近で作られます。気をつけておきたいのは、周囲が雲海に覆われる速さです。あっというまに視界が遮られますので、囲まれたら動かず雲海が晴れるのを待ちましょう。

庭園・アクティビティ

椿山荘では、宿泊者限定で様々なアクティビティが用意されています。

例えば、着物の着付け体験やサムライ体験、茶道体験などがあります。私は「ガーデンツアー」を付けました。これは、コンシェルジュと一緒に、由緒ある庭園を巡るツアーです。要所で庭園の歴史や史跡についてお話しを伺います。だいたい30分ほどのツアーでした。

チェックアウト

椿山荘のチェックアウトは12時です。

おそらくほとんどの宿泊者がチェックアウト時間ギリギリまで滞在するのでしょう。12時前は少し混雑していました。それでも、スタッフが素早く対応するので、待ち時間はほとんどありません。宿泊費を精算してチェックアウトです。

宿泊費を、Go to トラベルで計算しました。

最後に、椿山荘の宿泊に使った宿泊費を計算しましょう。

最初に申したとおり、宿泊にはGo to トラベルを利用しています。なので、実質的に通常価格から半額となりました。次から詳しく見てみましょう。

利用した部屋は、「プライムスーペリア」のガーデンビューで宿泊費は48,000円（税・サービス料込）でした。

それにGo to トラベルが適用（35％）されて、16,800円引きとなり、差し引き31,200円となります。これが、予約時に払った金額です。

宿泊費	48,000円
GoTO割引	－16,800円
小計	31,200円

ここから各種割引が適用されます。まず、宿泊費の15％を地域共通クーポンとして受け取ります。48,000円の15％なので7,200円ですが、四捨五入されるので7,000円となります。

そして、ホテル宿泊サイト「じゃらん」のじゃらん限定ポイントが1％で、480ポイント付きました。これは次回、じゃらんを利用したときに使用できます。

そして、期間限定ではありますが、ローソンなどで使用できるPontaポイントが10％で、4,800ポイント付きました。これは、次回の予約や、ローソン、ケンタッキーフライドチキンで使えます。

宿泊費	48,000円
GoTO割引	－16,800円
地域共通クーポン	－7,000円
じゃらんポイント	－480P
Pontaポイント	－4,800P
小計	18,920円

便宜上、ポイントはすべて円として考えます。つまり、12,280円が還元されました。これを、宿泊にかかったお金と合わせてみましょう。

なんと、あの椿山荘に18,920円で2人が宿泊できたことになります。

めちゃくちゃお得です。

しかし、ここでは終わりません。滞在中に受けたサービスも精算してみます。

まずはルームサービスのワインとケーキです。私はこれらを1,500円と2,500円と計算しました。つまり合わせて4,000円です。

さらに、朝食付きのプランでしたので、本来の食事代である3,500円×2人が含まれていたことになります。

そして、ロクシタンのバスアメニティセットも考慮します。個人売買「メルカリ」で調べると、だいたい1,000円くらいするようです。これが2セット含まれています。

これらを省いて考えたとすればどうでしょう。

宿泊費	48,000円
GoTO割引	－16,800円
地域共通クーポン	－7,000円
じゃらんポイント	－480P
Pontaポイント	－4,800P
ルームサービス	－4,000円
朝食	－7,000円
ロクシタンセット	－2,000円
合計	5,920円