音羽通りが夕闇に沈むころ、ノーブル音羽に静かに明かりが灯る。
いくつも並んだワインのボトルがほんのりと光り、幻想的な雰囲気を醸し出す。
ダイニングバー「HALLELUJAH(ハレルヤ)」が、護国寺にオープンしてちょうど10年。
今日は、ハレルヤにお邪魔して、店主の長崎さんにお話を伺ってきました。
「ハレルヤ」をオープンしたきっかけ
ハレルヤの店内は、ロウソクがいくつも灯り、間接照明の役割を果たしています。
明るすぎず暗すぎない。木目のカウンターや、ところどころに配置されたオブジェがセンスよく、 居心地のよい空間です。
店主の長崎さんは、どのような経緯で護国寺に「ハレルヤ」をオープンしたのでしょうか?
なるほど。銭湯って居心地が良いですよね。銭湯の居心地の良さが、ダイニングバーでも生きています。
ハレルヤを始めたきっかけについても聞いてみます。
幸い、大手の外食産業で働いていたことがあったので、飲食店が良いだろうと。
いろいろ物件を探し、神楽坂や新宿など、いくつかの候補の中から今の場所(護国寺)を選びました。それがハレルヤを始めたきっかけです。
護国寺を選んだ理由は何だったのでしょうか?
以前に護国寺の近くに住んでいたというのも関係しているのかもしれません。護国寺は、まったく知らない場所ではなかったですからね。
なんと、長崎さんはもともと護国寺に住んでいたそうです。一度早稲田に移動した後、帰ってきました。護国寺って、良い場所ですからね。
豊富なドリンクとフード
昔の護国寺の話で盛り上がってきました。取材中ではありますが、ワインを注文します。
「ハレルヤ」は、ダイニングバーだけに、アルコールの種類が豊富。
ワイン、ウイスキー、焼酎、スピリッツ、カクテル、ビールなど、なんでも揃っています。
それだけではありません。フードの種類も多いです。
一般的な、ナッツやチーズ、フライドポテトなどはもちろん。ピザにナポリタン、中華風雑炊や焼きうどん、青菜とホタテのさっぱり炒めなんかもあります。
長崎さんは外食産業の経験もあるそうです。多才です。
「ハレルヤ」は、一見すると二軒目以降の店のようですが、一軒目からがっつり行ける店でした。
護国寺のお客様について
「ハレルヤ」は護国寺にオープンして約10年。お客様の傾向も聞いてみます。
お仕事は様々ですが、クリエイティブ系のお客様が多いです。お医者様や弁護士さん、自営業の方もよく来られます。
やはり護国寺は地元の方が多いようです。もっと、近隣の町から来てほしいです。
でも、10年もやっていると、お客さんの入る日、入らない日が分かるようになってきました。火曜・木曜は比較的空いています。まぁ外れることもありますけどね。
とりあえず、お客さんがたくさん来られているようです。
お客さんが楽しめる空間を作る
最後に「ハレルヤ」を続けるために、心がけていることを聞いていました。
それよりも、来ていただいたお客様が楽しめる空間を作ることに留意しています。
ドリンクやフードのメニューが多いのも、お客様を思ってのこと。
確かに。少人数で営業しているから、料理ばかりいうわけにはいかないようです。
その中でも、「ハレルヤ」は変わらず、お客様に楽しいと思ってもらえる空間でありたいと思っています。
店主の長崎さんは、終始おだやかな物腰で、とっても優しい印象を受けました。
「楽しめる空間」。
この「護国寺ナビ」も、読んでいただいた方が楽しんでもらえるよう、記事を増やしていきたいです。
「ハレルヤ」、また来ます。
店舗情報
- 「HALLELUJAH(ハレルヤ)」
- 住所:東京都文京区音羽2-4-2 ノーブル音羽1F
- TEL:03-5875-3687
- 営業時間:18:00~26:00
- 定休日:日曜、祝日、その他
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普通の銭湯で、薪(まき)や油を取りに行ったり、お湯を沸かして掃除をしてという生活でした。