小石川七福神コースを地図で紹介(水道橋・後楽園〜茗荷谷)

七福神(真珠院)/小石川七福神
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七福神(真珠院)/小石川七福神

七福神(真珠院)

七福神巡りが一般的に定着したのは江戸時代。

東京では谷中・隅田川の七福神巡りが古く、元祖山手・新宿山之手・板橋・東海が昭和の初期に誕生したと言われています。

文京区小石川に七福神が誕生したのは平成7年のこと。他地域の七福神に比べ歴史は浅いですが、そのぶん下記の特徴があります。

  1. 広範囲に渡らない
  2. 交通の便が良い
  3. 付近に見学できるものがある

小石川では、七福神すべてが「後楽園・水道橋〜茗荷谷駅付近」に集中しており、だいたい2〜3時間くらいで巡れます。今回は、そんな小石川の七福神すべての巡り方をご紹介します。

小石川七福神コース

小石川七福神コース
東京ドーム総合案内所→福禄寿(東京ドーム内)→毘沙門天(源覚寺)→大黒天(福聚院)→布袋尊(真珠院)→寿老人(宗慶寺)→女弁天(小石川パークタワー内)→男弁天(宗慶寺)→恵比寿(神光寺)→茗荷谷駅

今回、訪れるのは上記のコースです。それでは、参りましょう。

東京ドーム総合案内所

総合案内所(引用:東京ドーム)

スタートは東京ドームです。

基本的に七福神巡りはどこから始めても構いませんが、小石川七福神は、東京ドームから巡ることを圧倒的にオススメします。なぜか?それは東京ドームの総合案内所で、パンフレットと色紙が売っているからです。

小石川七福神は、場所ごとにスタンプが置いてあり、パンフレットはスタンプを押す台紙になります。色紙はそれの少し豪華版です。パンフレットは100円で色紙は500円ですが、色紙を買うとおまけでパンフレットも付いてきます。これが売っている場所は限られていて、この総合案内所と毘沙門天の「源覚寺」でしか売っていません。

総合案内所は七福神巡りの端っこにあります。だからパンフレットと色紙を買って、端から効率よく巡れるのです。だから、東京ドームからスタートするのがオススメなのです。

福禄寿(ふくろくじゅ)

寿老人(東京ドーム)/小石川七福神

寿老人(東京ドーム)

最初の七福神です。

福禄寿は人の寿命を知るとされる道教の神様で、南極星の化身とされています。利益は子孫繁栄、富貴繁栄、健康長寿です。

江戸時代は、東京ドームの隣りにある「小石川後楽園」で祀られていたそうです。七福神を作るにあたり、小石川後楽園内に再興することも考えられましたが、いかんせん小石川後楽園は入場料が必要で、年末年始が休みです。せっかく遠くから来ても巡れないときがあるのは困るということで、東京ドームの敷地内に再興されました。

でも、「東京ドームには何回も行ってるけど、福禄寿の姿は見たことがない」なんて人も多いでしょう。それもそのはず、福禄寿は東京ドームの中でも、とても分かりにくい場所にあるのです。

つまり、ここです。

グーグルマップをおもいっきり拡大すると「福禄寿(小石川七福神)」と書いています。

つまりここなんです。東京ドームから死角になっていて、ラクーアの遊園地からは離れているという絶妙の場所。広い東京ドームの敷地の中で、もっとも分かりにくい場所だと思います。

そうそう、こんな場所なのでスタンプ台はここにありません。じゃどこにあるのかというと、先ほどパンフレットと色紙を買った総合案内所の中にあります。なので、パンフレットと色紙を買ったら、すぐに押しておきましょう。

毘沙門天(びしゃもんてん)

毘沙門天(源覚寺)/小石川七福神

毘沙門天(源覚寺)

次は毘沙門天です。

その姿から闘いの神様のように見えますが、実は厄除け・恵方の神様なのです。財運を授け、大願成就を助けるとされています。

場所は東京ドームから、東京メトロ「後楽園駅」を抜け、右手に文京区役所(シビックセンター)を見ながら、ちょっと大きめの交差点を渡ってまっすぐ歩きます。3分ほど歩くと左手に「源覚寺」があります。

源覚寺でもっとも目を引くのは「こんにゃく閻魔」でしょう。源覚寺の閻魔様は、目の悪い老婆に右目を与えて直したという伝説が残っています。感謝の印として老婆はこんにゃくを備えるようになりました。今でもお堂の前にはこんにゃくが山盛りです。

さて、こんにゃく閻魔を正面に、右手側に毘沙門堂があります。

なぜ、源覚寺に毘沙門天が祀られているのかと言うと、源覚寺に収められていた掛け軸に、毘沙門天の絵が描かれていたからです。なんか話が出来すぎのような気もしますが、描かれていたのだから仕方ありません。その後、源覚寺は毘沙門堂を作り、中に毘沙門天様の木像を祀るようになりました。スタンプは境内のお札所にあります。

大黒天(だいこくてん)

大黒天(福聚院)/小石川七福神

大黒天(福聚院)

次は大黒天です。

大黒天は福聚院というお寺に祀られています。源覚寺を出て左手側に歩き、自転車屋さんの角を左に曲がって、善光寺坂という坂を登りきった場所にあります。坂を登りきった場所には、右手側に伝通院という大きなお寺があります。ここは徳川家康のお母様のお墓があります。福聚院はその反対の左側です。

福聚院/小石川七福神

福聚院

福聚院は幼稚園も兼ねており、住職は園長先生でもあります。なので、外から見ると幼稚園で、奥にお寺があります。お寺の中に大黒天が祀られていますが、普段は箱のようなものに入っていて、見ることができません。お姿を拝見するなら甲子の日など、特別な日に参りましょう。

ちなみに、ここの大黒天様は、烏帽子で米俵という一般的な姿ではなく、甲冑をまとった武装神となっています。もともと大黒天はインドのシヴァ神で、創造と破壊を司りますが、福聚院の大黒天はその頃の姿のままなのです。かなり古いもので、文京区の文化財に指定されています。

布袋尊(ほていそん)

布袋尊(真珠院)/小石川七福神

布袋尊(真珠院)

次は布袋尊です。

布袋尊は真珠院というお寺に祀られています。福聚院と伝通院の間の路地を進み、最初の角を右に曲がると左手側に見えてきます。この辺り、お寺が多いので間違えないようにしてください。

真珠院/小石川七福神

真珠院

布袋尊は真珠院の墓域にあります。正面の本堂の左脇をすり抜け、墓地の右手奥に行きます。布袋尊は高さ2メートルと大きいのですぐに分かるはずです。

この布袋尊、先代の住職の枕元に立ったそうで、それから寺内に祀らるようになりました。スタンプ台は、境内入り口の右側に布袋堂という建物があるので、そこで押しましょう。

寿老人(じゅろうじん)

寿老人(宗慶寺)/小石川七福神

寿老人(宗慶寺)

次は寿老人です。

ここまでで四神ですがかなり歩いて来たのではないでしょうか。でも安心してください。残り四神はそれほど離れていないからです。

さて、寿老人は宗慶寺というお寺にあります。真珠院を出て左手側に進み、石川富山明倫会館という建物を右に見ながら左に曲がります。さらに進み、薬の「エーザイ本社」が見えたら右に坂を下ってすぐの場所にあります。寿老人は道教の神様で南極星の化身とされていますが……って、この説明は福禄寿と同じですよね。それもそのはず、寿老人と福禄寿は中国では同じ神様とされているからです。日本に来たときになぜか二神になって伝えられました。

一般的に質素なお姿が多い七福神巡りの像ですが、宗慶寺の寿老人は鮮やかに色塗られています。スタンプ台はすぐ横にあります。

弁財天(女弁天)

弁財天(極楽水)/小石川七福神

弁財天(極楽水)

次は弁財天(女弁天)です。

わざわざ女と書くのは男もいるからです。一般的に弁財天と言うと琵琶を持った女性神ですが、小石川七福神は女弁天と男弁天がいます。今から行くのは女弁天の方で、場所は小石川パークタワーという大きなマンションの敷地内にあります。

ここは、さっきの宗慶寺の境内だった場所で、移転や道路拡張などて、今はマンションの敷地内にあります。とはいえ、それっぽく整備されています。

弁財天といえば水の近くに祀られるもので、ここも極楽水という清泉が湧いていたそうです。残念ながら、弁財天は祠におさめられていて、お姿を見ることはできません。さらに残念なことに、スタンプ台はここにありません。さっきの宗慶寺に弁財天のスタンプ台があるので忘れずに押しておきましょう。

弁財天(男弁天)

宗慶寺/小石川七福神

徳雲寺

次は弁財天(男弁天)です。

七福神巡りはたくさんありますが、男弁天は珍しいです。でも考えてみてください。神様には男も女もありません。だから、女弁天と男弁天があってもいいじゃないですか。

弁財天はもともとヒンドゥー教のサラスヴァティーという神様が起源で、「水(湖)を持つもの」という意味を持ちます。そこからインド古来の蛇・龍信仰とも相まって、「蛇」や「龍」だとされるようになりました。蛇の上に顔が乗るのは、弁財天と神仏習合した宇賀神のお姿と言われています。

さて、弁財天(男弁天)は徳雲寺の中にあります。宗慶寺前の坂を登り、春日通りという大きな通りに出たら右手(茗荷谷駅)側に歩きましょう。播磨坂(桜並木坂)の交差点を越すと左側に見えてきます。ここの弁財天は秘仏なので、弁天堂だけお参りしてください。

恵比寿(じんこうじ)

恵比寿(神光寺)/小石川七福神

恵比寿(神光寺)

最後は恵比寿です。

恵比寿は深光寺というお寺に祀られています。徳雲寺を出たら桜並木の交差点に戻り、桜並木とは逆の急な坂道を下ります。坂下左手の藤寺とは逆に進むと右手側に見えてきます。神光寺にはもともと恵比寿様の絵図の掛け軸が5幅も揃っていたことで、恵比寿が祀られるようになりました。スタンプ台は恵比寿のすぐ横にあります。

境内には「南総里見八犬伝」の滝沢馬琴の墓やキリシタン灯籠などもあります。

しらばれ地蔵(林泉寺)

しらばれ地蔵(林泉寺)

近くには「しばられ地蔵」で有名な林泉寺もあります。茗荷谷駅から坂を下ったところにありますが、見ろ頃がたくさんです。

茗荷谷駅

茗荷谷駅/小石川七福神

東京メトロ有楽町線「茗荷谷駅」

神光寺を出たら、右手の坂をずっと上ります。上りきった場所が、東京メトロ「茗荷谷駅」です。茗荷谷駅は丸ノ内線のみですが、池袋まで2駅の好立地。御茶ノ水や銀座、新宿にも乗り換えなしで行ける便利な駅です。

小石川七福神まとめ

七福神の宝船/小石川七福神

七福神の宝船(真珠院)

最初に説明したとおり、小石川七福神は2〜3時間ほどで巡れます。朝から巡るぐとちょうど昼過ぎといったところでしょうか。これから他地域の七福神を巡るのも良いですし、ゆっくり体を休めるのも良いでしょう。

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文京区歴16年!護国寺ナビ管理人。まちの情報基地「JIBUNマガジン」記者もやっています。Twitter、FaceBook、フォローすると最新情報が届きます。

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