文京区【小石川後楽園】水戸光圀公ゆかりの、東京を代表する庭園を紹介!

文京区には小石川後楽園がある!特別名勝に指定された都立庭園の見どころ
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東京都を代表する庭園のひとつ「小石川後楽園」。

水戸黄門で御馴染みの水戸光圀公ゆかりの日本式庭園で、世界中に知られる特別史跡および特別名勝です。

そこで今回は、小石川後楽園を写真でお届けいたします。

小石川後楽園とは?

小石川後楽園の庭園越しに見えるビル群

小石川後楽園の庭園越しに見えるビル群

小石川後楽園は、1629年(寛永6年)水戸徳川家水戸藩初代藩主・徳川頼房が築いた庭園で、嫡子の光圀が改修、完成させた庭園です。

同じく文京区にある六義園とともに江戸の二大庭園と数えられており、70,847平方メートルの広大な敷地は、四季を通して様々な植物が見られます。

とまぁ、説明するべきことはいろいろありますが、あまり堅苦しく考えなくてもOKです。

美しい湖を中心とする庭園は、カップルで訪れても、家族で訪れても、カメラで写真を撮りに来ても、ただ散歩に来ても楽しめる恵まれた場所。

都営大江戸線から3分ほど(行き方は後述)という便利な場所にあるので、ちょっとした空き時間でも観ておきたい!

それが、文京区にある小石川後楽園なのです。

小石川後楽園の見どころ

江戸を代表する庭園・小石川後楽園には、当然のことながら多くの見どころがあります。

ひとつずつ見ていきましょう。

湖畔に立つ「一つ松」

文京区には小石川後楽園がある!特別名勝に指定された都立庭園を散歩する

小石川後楽園の一つ松(ひとつまつ)

園内に入って最初に目を引くのが「一つ松(ひとつまつ)」。

滋賀・琵琶湖の唐崎の一つ松にちなんだ松の木で、大きく広がった枝が印象的です。

小石川後楽園の一つ松(ひとつまつ)

小石川後楽園の一つ松(ひとつまつ)

東京ドームホテルなど、近代的な建物を背景に写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

庭園の中心に位置する「大泉水」

小石川後楽園、庭園中央の湖「大泉水」

小石川後楽園、庭園中央の湖「大泉水」

小石川後楽園のでひときわ目立つのが、中央に位置する湖「大泉水」です。

庭園に入るとすぐに目にすることができ、観る人の心を瞬時に奪います。

小石川後楽園の池の中央に浮かぶ蓬莱島

池の中央に浮かぶ蓬莱島

池の真ん中に浮かぶ島は「蓬莱島」です。

この島は亀の形をしており、手前に見える大きな鏡石は「徳大寺石」と言い、幅2m、高さ4mもあるそうです。

素朴な石だたみ「延段」

小石川後楽園の通路

庭園は石畳が通路となっています。

大泉水の周囲は自然を活かした形状を石段で歩きます

この石段は、切石と玉石をたくみに組み合わせて造られており、庭園内の名所を繋いでいます。

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緑の中を石畳が続きます

森の中に迷い込んだかのような自然の中を進みます。

東京ドームが水面に映る「内庭」

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東京ドームの直ぐ側の中庭

庭園中心部から少し外れた場所にある内庭は、水面に東京ドームが映りこみます。

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角度によっては、東京ドームが映り込みます

巨大な東京ドームを鏡のように映す水面は、見入ること間違いなし!

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小高い丘には、休憩用の小屋があります

小高い丘の上は休憩スペースとなっています。

ここから内庭を眺めてみてはいかがでしょう。

酒飲みへの教訓「九八屋」

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九八屋(くはちや)です

入り口から湖を挟んでちょうど裏側にあたる場所にある小屋が「九八屋(くはちや)」です。

名前の由来は「酒を飲むには昼は九分、夜は八分にすべし」という教訓からきています。

九八屋の中、椅子があるので休憩できます

九八屋の中、椅子があるので休憩できます

小屋の中は休憩スペースになっています。

ここでお酒を飲みながら休憩といきたいですが、残念ながら園内ではお酒を飲めません。

鮮やかな色が美しい「藤棚・稲田」

田園風景の先に見える、シビックセンター

田園風景の先に見える、シビックセンター

湖の北側には、梅林、稲田、花菖蒲、藤棚の田園風景が広がります。

このあたりは季節によって見える景色が違ってくるのが特徴で何度でも訪れたい場所。

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紫色の菖蒲と九八屋

春に来たときは菖蒲が咲いていました。

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稲田の向こうに見えるシビックセンター

稲田の向こうに見えるのは、文京区役所シビックセンターです。

シビックセンターからも、小石川後楽園の庭園はよく見えます。

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明らかに、水戸黄門様ですよね

水戸光圀公ゆかりの小石川後楽園らしく、このような案山子が見守っています。

満月のように水面に映る「円月橋」

小石川後楽園の体表的な建築、円月橋

小石川後楽園の体表的な建築、円月橋

多くに見どころのある、小石川後楽園の中でも代表的な建造物が「円月橋(えんげつきょう)」です。

異国情緒を感じさせる外見も素晴らしいですが、円月橋の見どころは水面に映る姿。

橋を真正面から見ると、水面に映ったアーチの部分の影が満月のように見えるのです。

文京区には小石川後楽園の円月橋を横から見る

円月橋を横から見る

老朽化が進んでおり、橋の上を渡ることはできません。

いつか渡ってみたいものですね。

急勾配の「愛宕坂」

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急な階段が特徴の愛宕岩

京都にわる愛宕山の坂にならって造られたのが「愛宕坂(あたござか)」。

47段の石段で構成されていますが、その勾配がものすごい。

とても上れるものではありません。

愛宕岩を上から見下ろす

愛宕岩を上から見下ろす

上から見るとこんな感じです。

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水田全景を見渡す

愛宕坂の上からは稲田がよく見えます。

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丘の上、八卦堂跡(はっけどうあと)

愛宕坂を上ると「八卦堂跡(はっけどうあと)」があります。

残念ながら堂は、関東大震災で焼失してしまいました。

小石川後楽園で最古の建物「得仁堂」

緑に囲まれた、得仁堂(とくじんどう)

緑に囲まれた、得仁堂(とくじんどう)

木々に囲まれた石段を上ると「得仁堂(とくじんどう)」が見えてきます。

得仁堂は水戸光圀公が建てた園内最古の建物で、中には「伯夷淑斉(はくいしゅくせい)」という木造が安置されています。

どちらかというと、奥まった場所にあるので、見逃さないように注意してください。

朱色が美しい「通天橋」

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森のなかに、鮮やかな朱色「通天橋(つうてんきょう)」

緑色の木々の中でひときわ目立つ、朱色の橋が「通天橋(つうてんきょう)」です。

京都・東山東福寺の「通天橋」にならって架けられました。

幻想的な「通天橋(つうてんきょう)

幻想的な「通天橋(つうてんきょう)

通天橋は橋の上を通れます。

橋の先には、京都清水寺を写した観音堂がありましたが、関東大震災で焼失したそうです。

大櫃川にかかる「渡月橋」

京都嵐山にちなんだ、渡月橋

京都嵐山にちなんだ、渡月橋

得仁堂・通天橋のある丘を下ると、大櫃川(おおいがわ)が流れる平地にやってきます。

京都・嵐山にちなんだ地名が多く、見た目も京都を強く印象付けられます。

京都嵐山にちなんだ、渡月橋

別角度から、渡月橋

京都・嵐山と同じように「渡月橋(とげつきょう)」が架けられています。

橋の上から眺める景色は、遠く京都を思い浮かべます。

オカメザサに覆われた「小廬山」

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小高い丘の小廬山(しょうろざん)

中国で有名な廬山(ろざん)を名前の由来に持つ「小廬山(しょうろざん)」。

小高い丘の中腹から園内を見渡せます。

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西湖の堤(さいこのつつみ)

小廬山の近くには、中国の名勝地西湖を模して造られた「西湖の堤(さいこのつつみ)」もあります。

小石川後楽園は、中国の影響も強く受けているようです。

小石川後楽園で食事をするなら「涵徳亭」

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お休み処も兼ねた、涵徳亭(かんとくてい)

小石川後楽園の広い庭園は、合わせて食事もセットで楽しむのがおすすめです。

「涵徳亭(かんとくてい)」では、大小個室が用意されており、様々な用途で利用できます。

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甘いものも充実しています

観光地でありながら、リーズナブルな料金の弁当が嬉しいですね。

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売店でお土産はいかが

向かい側には売店もあります。

鯉のえさが売っていますので、園内でエサやりをしても良いかも。

小石川後楽園のここがおすすめ

自然を満喫できて、情緒溢れる建物がいっぱい!

東京ドームのすぐ横で、東京ドームよりも広い70,847平方メートルの敷地は多くの名所が溢れています。

そして、春は桜に花菖蒲、夏はハス、秋は紅葉、冬は寒椿に雪景色と、季節ごとに違う表情を見せるので、何回でも楽しめます。

特別名勝と特別史跡の二つに指定されている庭園で、この二つに重複指定されているのは全国でも9箇所だけ。

そのような素晴らしい庭園が文京区内にあるのは誇らしいことですね。

歩きやすい服装で、隅々までたっぷりと観て回りましょう。

これだけ魅力たっぷりなのに、入場料はたったの300円!なんてリーズナブルすぎます。

都民の味方、都民公園さまさまです。

小石川後楽園への行き方

小石川後楽園へは各種交通機関を使ってアクセスが可能です。

  • 都営地下鉄大江戸線「飯田橋」(E06)C3出口下車 徒歩3分
  • JR総武線「飯田橋」東口下車 徒歩8分
  • 東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(T06・Y13・N10)A1出口下車 徒歩8分
  • 東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」(M22・N11)中央口下車 徒歩8分

今回は最も簡単な、大江戸線「飯田橋」からの道順を紹介します。

大江戸線「飯田橋」駅からの行き方

小石川後楽園は、大江戸線飯田橋駅のC3出口から地上に出ます。

大江戸線は、出口までの道のりが複雑なので、案内板を良く見て移動しましょう。

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地上に出ると目の前に周辺案内図があります。

ここから小石川後楽園はすぐ近くですので迷うことはありませんが、いちおうチェックしておきます。

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案内図を正面に右側に歩きます。

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最初の交差点を左側に歩きます。

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1~2分歩くと、すぐに小石川後楽園の入り口が見えてきます。

他の路線を使っても、駅前には必ず案内図がありますので、迷うことはないでしょう。

小石川後楽園情報

  • 東京都文京区後楽1-6-6
  • 小石川後楽園サービスセンター  TEL 03-3811-3015
  • https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index030.html

開園時間

午前9時~午後5時
(入園は午後4時30分まで)

休演日

年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)

入園料

入園料
一般    300円
65歳以上 150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

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